舘形比呂一さんのソロ舞台

『AKAZUKIN～黒い森の女～』6月24日に千秋楽を迎えました！

前回の『薔薇の大罪』に引き続き

2回目の舘形さんの舞台のお仕事です。



『薔薇の大罪』の時は、稽古なども見に行けなかったのですが

今回は初めて稽古を見にいきました。



スタジオで、セットや衣装などまだ何もない状態で

今まさに作り上げられている途中の“踊り”に

人間が本来持っている原始的なパワーを感じました。



ダンスがどんどん練り上げられて行く裏側で

美術や衣装、音楽など

様々な物が本番という頂点に向かって進んで行きます。



どんなお仕事でも同様だと思いますが

私のやっているデザインの仕事は

１人で机に向かっている時間がとても長く

舞台やライブなどに関わっている方々の中でも

かなり関わり方が薄い方なのですが

今回の舞台ではAKAZUKINの仲間に入れてもらえた感じがして

とても嬉しかったです。




舞台本番の前日に

急遽、演出の木村和男さんのアイディアで作る事になった

森のジオラマ







途中で舘形比呂一事務所のブライスちゃんが参入したり

照明の丸山さんが

照明を朝から夜にグラデーションになるように色をつけて下さったりと

（この写真は色をつける前です。。。）

本番中に進化するヴィジュアルがとても楽しかったです！



ジオラマ以外にも

ご来場下さった方皆様にお渡ししたリーフレットも作らせて頂きました。







舞台が終わるのが寂しいと

役者さんが言ってらっしゃるのを聞いた事がありますが

まさに舞台とは、表舞台、裏舞台それぞれの人たちが

自分の仕事を全うする事による総合芸術だなあと思いました。



今回POSTCARDも作りましたので

今後、舘形さんの舞台に行かれる方は（販売していたら）

是非お手に取って下さいませ。

カメラマンの酒井高夫さんの視点で切り取られた

格好良く美しい舘形さんが見られます！




なんとなく、前足より胴や後ろ足の方が長くて

足がクニャっとなってしまうチョビ