先日
早稲田松竹の「情熱を音にのせて」がテーマの2月の二本立て
『パイレーツ・ロック』『アンヴィル!』を見に行きました
ロック映画というと昔はどうしてもB級感がぬぐえなかったように思えますが
最近の音楽映画はハズレがあまりないです!
二本立てなんてじっと座って見ていられるかなあ〜と最初は不安でしたが
『パイレーツ・ロック』『アンヴィル!』の二本立ては
かなりロックな充実した時間でした
『パイレーツ・ロック』は出てる俳優さんがみな味のある役者さんばかりで
音楽を愛するオヤジ達の遊び心
決める所は決める 自分の美学を持った愛すべきロックオヤジ達。。。
といった感じで
60年代の音楽にのせてかなりカッコいい感じになっていました
私は60年代後期〜70年代の音楽が好きなので
この時代のグルーヴ感 あとちょっと切ない感じ。。。みたいのが
ビシビシ伝わって来てヤ・バ・イ・・・映画でした
監督が
『Mr.Bean』や
『ノッティングヒルの恋人』の脚本を書いた人らしいので
絶妙なユーモアがうまいです
おしつけがましくなく あくまで軽快にメッセージを観客に伝えようという姿勢が
最近読んでる『銀魂』にも通ずる物を感じました
こういうさじ加減って技術や才能というより
人柄やセンスだったりして
真似しようとしてもなかなか真似できるものではないなあと思います
『アンヴィル!』はもう一度バンドで成功したいと
逆境の中でチャレンジを繰り返すメタルバンドのドキュメンタリーですが
夢を叶えるという目標に人が対峙した時
どういう風に立ち向かうべきかというのが
アンヴィルのメンバーの発言 行動からしっかり伝わってきました
『パイレーツ・ロック』も
『アンヴィル!』も
楽しい時も辛い時も 若い時も年をとっても
いつでも音楽と共にありたいと思うパワーが伝わって来て
純粋な思いほど強い物はないなあと考えさせられました